ピアノが上手になるコツ
目次
コツコツ練習することが上達へのコツ
まず最初に、残念なお知らせ。
ピアノという習い事は、 練習しないと上達は望めません。
『ピアノは簡単に習得できるものではない』ということはまぎれもない事実です。
自分から「やりたい!」と言って習い始めても、レッスンが進むにつれて少し難しくなると
- 練習を嫌がるようになったり
- ピアノそのものを「やめたい」と言い出したり
というのはよく聞く話です。
ピアノを習い始めてすぐにすらすら弾けるような気持ちでいると、最初のうちは、テンションもやる気も勢いもMAXで進んでいきます。
しかし、そのうち思うようなペース、描いていたイメージ通りに進まなくなります。
簡単ではないけれど、少しずつ練習を積み重ねれば必ず弾けるようになることを理解することが大切です。
毎日、当たり前のように練習する
いち早く上手になりたいと思うなら、まずは、「毎日、当たり前のように練習する」 というルーティーン、環境づくりを手助けしてあげてください。
どのような状況であっても、少しでも練習時間を確保することが大切です 。
「いただきます」と言ってご飯を食べるように。
歯磨きをするように。 ピアノも練習するのです 。
練習を習慣化させるまでは、
お母さんの
- 忍耐
- 持久力
- 魔法の声かけ
が大事なポイントです
ピアノの練習が習慣化すると、お子さんもお母さんにとっても楽になります。
嫌なことから逃げる、面倒なことをやらなくて済むという選択ができれば、楽な方を選ぶのは当然のことです。
あの手この手を使って習慣づけること。
レベルがあがり、難しくなるタイミングで、練習が嫌でたまらない時期もあるかもしれません。
しかし、生活のなかで少しでも練習することが“当たり前”になっていると、「練習したの?」なんて聞かなくて済みます。
お母さんの心も楽になりますよ。
Time is Money
TIME IS MONEY
「練習を習慣づけ」をしないといけないことはよく分かります。
とはいっても、
- 別にプロになろうって思ってるわけじゃないし…
- 人前でさらっと弾ける程度になればいいんです
- 本人が練習したいと思ったときでいいのでは?
- ピアノだけやってるわけじゃないし
少し厳しい表現になるかもしれませんが、
そんな考えは今すぐ捨ててください。
できない理由を並べるとキリがありません。
TIME IS MONEYです
もし、ピアノを習う目的が 「人前でさらっと弾ける程度 」であるならば、まずはとにかく毎日少しの時間でも練習しましょう。
思い描いていたレベルまで早く到達し、自分で楽しめるレベルに持っていくようにサポートすべきです。
(歯磨き習慣や食事前のいただきます、学校の宿題をする習慣を身につけさせてあげたように)
だらだらと時間を費やし、
「うちの子、何度言っても練習しないんです。」
と愚痴をこぼし、お月謝を払い続けるより、当たり前に練習する習慣を身につけさせてあげて、楽しめるレベルまで早く到達するサポートをしてあげてください。
「学問に王道なし」
「学問に王道なし」by ユークリッド
数学者ユークリッドの言葉です。
コツコツと、根気よく、練習を習慣づけることこそ、王道。
一気に習得することは出来ませんが、習慣づけることで
「人前でさらっと弾ける程度 」
のレベルに早く到達することは可能です。
その先となると、奥が深くなりますが。
ピアノ(音楽)は数字で表すことのできない学力が身につく習い事です。
ピアノそのものを目的にするのではなく、ピアノをいう習い事を通じて子どもの心の成長に目を向けてピアノを習い始めてもらいたいです。