「ちゃんと練習しなさい!」って言ってませんか?

目次
子供の考える力を育てるチャンス!

- 自分が習いたい、頑張る!って言ったのになかなか練習しない
- 練習しなさいと言うとケンカになる
- 練習しないならピアノ辞めれば?というのに、辞めたいと言わない
家での練習をサポートする親御さんの悩みで良く耳にする言葉です
私たち大人にとって、上達するには練習が必要不可欠だという事はわかりきっていて、今更説明するようなことではないので、つい一方的に
「ちゃんと練習しなさい」
と言ってしまいます。
誰しも命令形の言い方や、押し付けされたところで、気持ちよくピアノの練習に向かうことは出来ません。
簡単なことではないのは重々承知ですが、
「練習しないならピアノ辞めなさい!」
など脅し文句を勢いで言ってしまわないように、
- なぜ練習をしたくないのか
- 練習するとどうなるか
など、年齢に合わせてゆっくり話をし、子供たちなりに考え答えが出るのを待ってあげましょう。
実はなぜ毎日やらなきゃいけないのか、実は子供たちは理解してないことが多いです
幼いうちはまだ素直に親の言うことを聞いてくれます。
なので、まずはそれまでに毎日練習する習慣づけが身に着くと親御さんもとっても楽ちんです
“ちゃんと”って何?

「先生の言われたように、ちゃんと練習しなさい」
口癖のように言ってませんか?
ちゃんとって???
子供からしたらきっと、どう「ちゃんと」なのか分からないこと多いと思います
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- Who(だれが)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(なにを)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
誰がいつ、ピアノの練習をどうしてする必要があるか。
どのような方法で練習すればいいのか
分かりやすく、具体的に自分で考える方向へもっていく語り掛けをしてみましょう。
魔法の言葉がけ

習い始めの生徒さんは、まだピアノそのものが“好き”という気持ちまではないと思っています。
だって、導入期から両手でパラパラ好きなが曲や知ってる曲が弾けるわけではないですからね。
むしろ、
「お父さん、お母さんが喜ぶ顔を見たいから頑張る!」
って気持ちが強いかもしれません。
その気持ちを汲んだ魔法の声掛けで毎日の練習に導いてあげてみてください
- お母さんは〇〇ちゃんのピアノが聞きたいな
- ○○ちゃんのピアノ聞きながらごはん作りたいなぁ
- どんなこと先生に習ったかお母さんに教えてほしいなぁ
- 毎日練習したよ!って先生に報告できるようにお母さん応援するから!
子供たちにも、幼稚園や学校などがあり、私たち大人同様に生活に波や変化があります。
毎日ベストな状態で練習するのは難しいですが、毎日歯を磨くように、毎日ピアノの前に座ること、ピアノに触れることからやってみましょう!