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2020/09/01

いい音が出ない!と言う前に気にしてほしい

目次

ピアノの椅子の高さをきちんと合わせていますか

普段、お家でピアノを練習する際、ピアノの椅子の高さや位置を気にしていますか?

ピアノの椅子の高さはピアノを演奏する上でとても大事です。
 
ピアノの椅子の高さが合っていないと・・・

  • うでの重みがかけられず、響きのある音も出ません
  • 綺麗な姿勢に見えないので、見た目で損をします
  • 姿勢が悪い状態で練習を続けると、手首や指に負担がかかり、腱鞘炎になってしまうことも
  • いくら練習しても思うような上達が見られず精神的なダメージを受けます

ピアノを購入した際のイスをそのまま使っていませんか?

↑こういうタイプのイス

子供には微調整が難しかったり、一番高くしても子供にとっては適正な高さにならない為、個人的にはおすすめしていません。

私がおすすめするのはこちら↓

昔ながらの背もたれ椅子です。

ピアノ教室や学校などでも良く目にするタイプのイスで
“トムソン椅子”
と言います

  • 高さ調整があっという間にできます
  • 長時間練習する合間の休憩で背もたれは便利
  • 不特定多数の人が演奏する時にストレスなく高さを調整できます

どうやって高さをチェックしたらいいの?

さて、イスに座った時のベストな高さですが、

鍵盤にフワッとてを置いて、肘が手の甲より少し上になるような高さ

ピアノは腕の重みを使って、肩甲骨(私は“天使の羽”って呼んでます)から弾きます。

肘が鍵盤より下がってしまうとエネルギーが分散され、指先に重みが乗らず響きのある音を出すことが出来ません。

高さを調節してみましょう。

座り方をチェック

座る姿勢は、普段レッスンしていて、気になる生徒さんが残念ながらたくさんいます。

腰が後ろに曲がって、”猫背”の状態で弾く子が多い気がします。

  • 首の上に頭をまっすぐ
  • 骨盤の上に体の中心をストンと乗せるイメージ
  • 肩はストンと落とし、耳で響きを捉えられるよう開放

骨盤を“くいっ”と立てて

年齢が低い生徒さんは、まだ筋力も、骨の発達も途中なので、どうしても曲がってしまいがちです。

首が前に突き出し、あごでなんとか弾こうとする生徒さんも見られます。
見た目の美しさもですが、姿勢が良くないと、消化不良や歯並びなどにも影響し、何ひとついいことはありません。

気づいた時にはいつも、うるさいと思われても姿勢について言い続けましょう。
骨盤をくいっと立てて、首の上にまっすぐ頭を乗せて、引っ張られるイメージ

まずは見た目から気にしてみてください。
きっと音の響きにも変化があるはずです